仏教トリビア〜暮らしの中の仏教語〜 第二十回【玄関】
もともと玄関とは、仏教の玄妙なる道に進み入る関門(つまり奥深い仏道への入り口)のことをいいます。 後世、中国では書院の入り口を玄関というようになりましたが、これは幽玄な論談の交わされている室に入ることの難しさを言い表していました。 これが日本へきて書院造りの一形式となり、さらに家屋の一般施設となって、単に家の入り口を言うようになりました。
< 戻る
トップへ