仏教トリビア〜暮らしの中の仏教語〜

第十二回【がらんどう】

 漢字に直すと「伽藍堂」と書きます。
 梵語のサンガーラーマ(僧伽藍摩)から出ている言葉で、布教の旅に出ている僧侶が雨季に一定の場所に集まり修行する建物を表し、雨季が終れば皆一同に去っていきます。その有様を指して「伽藍堂」と表現するようになりました。
 ちなみに洋語の「ギャランドゥ」もこれが発祥とされます。


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